2020年 会長より新年度のご挨拶
令和の新しい「食」の次代を担う皆様へ
私たちの会は、新調理システムという言葉を作り、一般社団法人化へと理事・事務局の方々の努力でステップアップ致しました。
新調理システムも、AI化(人工知能)、ロボット化、自動化も仕事の在り方を変えて行くだけではないでしょうか。
新調理技術のシステム化は人から仕事を奪ってはいません。仕事の在り方を変えているだけです。
新調理技術もAI化も仕事の在り方変えただけです。目的やル-ルが決められたことは機械でもやれます。
楽しみやそれを見つける努力、目的や発想そのものを作り上げることは人でないと出来ません。
新しい時代に合った制度や人材教育にどう舵を切るか・・・新しい競争が始まりつつあるようです。
日本の労働生産性が停滞しています。特に、主要七か国(G7)では最下位に沈んでいます。
特に、サ-ビス業の生産性の低さは最大の問題と言えます。
欧米に比べ品質の高さに見合った価格設定ができていない、システム化していない飲食業界の体質が問題です。
多様性が未来を開きます。
女性と高齢者の労働参加、改善と改革による欧米に負けないシステムづくりが生産性の向上をもたらします。
新調理システムの現場への実践導入が全てです。我々の会はそれを目指しましょう。
令和も又それを目指し活動してまいります。
宜しくお願い申し上げます。
一般社団法人 新調理システム推進協会
会長 渡邊 彰