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事務局便り

2020年 新年度に寄せて ~事務局便り~

新調理システム推進協会

令和2年は、HACCP元年。この年に、中国武漢で発生した、新型コロナウイルス(COVID-19)が、パンデミックを発生させ、我国は多大な経済的損失を被り、当然の如く外食産業界も瀕死の重傷を負い、現時点でも終息が見えない状況です。

恐ろしい現実ですが、新型コロナウイルスは、来年も、また発生する可能性があります。ここで、我々が行うべき行動は、我国の命である食の安全の為に、真剣にHACCPに取り組み、令和の新しい調理システムを構築する事だと思います。

特に、この度の、新型コロナウイルスで、大きな損失を被った、ホテル宴会、ビュッフェレストランでは、消費者が敏感になっている、料理への飛沫感染を防ぐ為に、スニーズガードの義務付けや、温蔵冷蔵ケースにて料理を提供するなど、ビュッフェの配膳の方法を見直す必要性を感じます。

また、一方、病院給食ですが、昨年末より、協会員の強いご要望を頂き「病院給食経営改善実践研究部会(案)」を始動します。平成の時代から、令和となり、益々厳しい経営環境のなかで、一日三食、365日食事サービスする、病院給食サービスも抜本的な改善をするべき時を迎えました。正に、30年間の新調理システム推進協会の集大成として、立ち上げる研究部会です。今後にご期待ください。

今年の賀詞交歓会は、HACCPをテーマにして、セミナー、施設見学会を開催致しました。会場は、2006年に、ホテル業界では草分け的に、HACCP12手順にて設計し大型改修をした、ホテルメトロポリタンです。

同ホテルでは、14年経った現在も、料理セクションはじめホテル全体で、HACCPに準拠した新調理システムを力強く運用されています。その、組織として躍進されている姿に、胸が熱くなると同時に、美味しさ、衛生的な宴会料理に品質として現れ、素晴らしい時間を愉しませて頂きました。

最後になりますが、忌々しい、新型コロナウイルス(COVID-19)の、一日も早い終息を、心よりお祈りします。

事務局長
西 耕平

 

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