2022年 新年度に寄せて ~事務局便り~
令和4年も新年度に入りましたが、コロナ禍の2月24日にロシアによるウクライナ侵攻新たな国際紛争の厳しい年を迎えました。心よりウクライナの国民の皆様へお見舞いを申し上げます。
今月に入り日本フードサービス協会より「外食産業市場動向調査」を頂きました。
新型コロナ2年目の昨年2021年の外食市場規模は、2019年比で83.2%と市場規模の縮小が報告されました。
店内飲食を主とする「ファミリーレストラン」は70.3%、「ディナーレストラン」57.4%、「パブレストラン/居酒屋」27.2%との発表でした。燦燦たる状況ですが、「ファーストフード」はテイクアウト、デリバリーへの展開で成長し101.8%との事です。
さて、HACCPが法制化され2年目に入りますが、先日月刊HACCP誌の岩本編集長と話をしていますと「HACCP先進国の欧米では、HACCPは前提条件となりアタリ前で、その上に本来の料理の美味しさや品質向上の為の技術革新が注目される時代になっている」とお話されています。HACCP&品質向上美味しさとなると正に「新調理システム」の登場です。この厳しい時代だからこそ、これからの協会活動の使命を感じた次第です。
今年は、3年ぶりに年始に賀詞交歓会として東京ステーションホテルでコロナ対策ご賞味会を満員御礼(参加人数限定)にて実施させていただきました。そして、今年の協会の総会は6月17日金曜日リアル開催する予定です。 微力ですが、厳しい年にこそ新しい日常の世界を、新調理システム推進協会も創り続けてまいりたいと思います。
会員の皆様のご健勝をお祈りいたします。本年もよろしくお願いいたします。
事務局長
西 耕平