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事務局便り

2016年 新年度に寄せて ~事務局便り~

新調理システム推進協会

我が国は、超人手不足時代に突入しました。 少子高齢化とは、総人口の減少する割合に比べ、16歳~64歳の働く世代である労働生産人口の減る割合が 7 倍とも云われている状況を云い、いわゆる総人口は高齢化となり需要は減らないなか、働く世代は高齢者の減る 7 倍の速度で急激に減っているので、超がつく人手不足の社会を云います。

また、人手が集まりにくい職種も明確になりはじめ、その代表ともいえる職種に、我々の外食産業界も含まれ、特に厨房の人手不足は深刻化している状況で、料理人の不足は経営的にも大変深刻な問題となっています。

但し、働き手の料理人は希少価値となり、間違いなく人件費は上がります。その背景に、新調理システムの概念を習得することで生産性を向上させることが出来ると、経営的に評価され料理人の所得は増します。正に、新調理システムの習得は、これからの超人手不足時代に生き残る料理人の必須条件となることと思います。

ここ数年前より新調理システム推進協会の活動では主軸に「人手不足対策」と「生産性向上」を置いている。セミナー、見学会をはじめ、国内を代表する大型展示会、メディケアフーズ展、ホテル&レストランショー、ファベックス、ホスペックス・・にも、当会は協賛等の立場で意欲的にご協力をさせて頂いているなか、「人手不足対策」には「基幹的人材の育める企業環境を作る」事の重要性を犇々と感じております。

単純に人手不足を数で補うのでなく、魅力ある企業、外食産業界とするために意義ある投資を促進し、「労働環境改善」「生産性を向上」させることで、次世代が安心して働ける職場として用意することが、現代のわれわれに課せられた使命であると感じております。そして、やはりその解決の糸口には、我々の推進する新調理システムの概念が本流にあります。

本年度も、新調理システム推進協会を何卒よろしくお願い申し上げます。

事務局長
西 耕平

 

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