我々の会は、伝統的な物作りや方法を発展させて、新しい調理システムの基準造りを実施し、デジタル化をメインにＨＡＣＣＰシステムを組織としていち早く導入し、生産性向上と安全性を推進してまいりました。

大切なものを守って発展させて行く為には、時代に応じて変わって行かなければなりません。
以前は、新しく物事を開発・商品化するための顧客のニ－ズは健常者ベ－スで進められました。これからの進め方は、障害を持った子供達や生活に不自由をしいられている高齢者の顔を思い浮かべる必要があります。そういう人間本来の姿に立ち帰って進めなければいけない時代の到来と言えるでしょう。

実感や具体性を素早く実施してゆく時代の到来です。少子高齢化の時代、人手不足等に対応すべく現場の一人独りの生産性向上と組織的なサ－ビスマインドの向上は必要不可欠な時代の要求です。

その為に、新しい技術や仕組みを積極的に取り入れ、生産性を上げる生産性重視の組織が伸びてゆく、その為の三つの柱、革新・改善・人材育成をメインにしたセミナ－・見学会等実践して行く我々会の行動にご参加下さるよう本年も宜しくお願い申し上げます。

一般社団法人 新調理システム推進協会
会長　渡邊 彰